よめこな日常

闘病・日常・趣味等々

「自転車のカギ取り替えられ」事件

こんばんは、よめこです。

 

病気とは全く関係ない話です。
これ、前にnoteにも書いた事ある記事なので、すでに読んだ方には被りますが。
こっちに移すの忘れてた。

丁度Twitter「#フォロワーが体験した事が無さそうな体験」が上がってたので。
それにも乗っかってみようかなって。

 

 

すごく不思議でちょっと怖いけど…
人に話すと「いやいや意味わからん」って言われる。私が体験したそんなお話。

誰か同じ体験した人とかいないですかね。
むしろいて。この怖さを共有してくれる人。

 

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時はだいぶ遡りまして17年ほど前。まだ二十歳くらいの頃。
当時はフリーターとして過ごしておりまして。
追っかけという「推し事(おしごと)」に精を出す日々。

資金集めの為に、コンビニ2件を掛け持ちしながら生活しておりました。

…もうあの頃には持病(SLE)の診断も確定していたのに。
休みなしでシフト組んだり全国飛び回ったり。
本当に元気だったなと他人事のようにしみじみ思います。



話は戻り、働いていたコンビニ2件ですが。
A店は自宅から自転車で15分ほど。
B店は自宅から電車で2駅ほど。

その日はA→Bというシフトだったので、Aが終了後に自転車で自宅の最寄り駅へ。
駅の近くの有料駐輪場に自転車を止めて電車に乗りBに出勤。

…このシフトは別に珍しいものではなく、週に4回くらいはありました。
駐輪場も同じ場所をよく使っていました。
(B店が電車交通費+駐輪場代もくれるホワイト店舗だった)


この駐輪場、そこそこの台数が止まる2階建てですが…
かなり古く、受付(?)のおじさんはいつもボーっとしてたり。
たまに座ったまま寝ていたり。

月極の支払いじゃない人はその場で100円を渡すのですが。
これ寝てる時に起こされなかったら無断で使われちゃうよ…と思う事もしばしば。
そのくらいにセキュリティは甘めの駐輪場でした。



駐輪場って、たまに止めた後に係員さんが整列しなおしてくれて。
戻った時に違うところへ移動されてる事があるんですよね。


私が使っていた自転車は特徴が無い通常タイプ(?)ので。
変に移動されちゃうと探すのが面倒なので…
空いていれば、あまり移動されなそうな奥の隅っこに置いていました。

この日も同じような場所に自転車を止めて、コンビニBへ。
特に何事もなくシフトを終えて駐輪場に戻りました。

 

 

すると…

無いんです

私の自転車が

 

 

いや、正確には目の前にあるのですが

 

絶対私のではないんです

 

 

 


はぁ?何言ってんのコイツという顔をされるのも承知の上。
ネット上で一時期流行った(?)
「何言ってるかわかんないと思うが俺もわからん」
なんて言葉がまさに似合うような状況。

 

話を戻します。

目の前には停めた時と変わらぬ位置に…
何の変哲もない見慣れた普通の自転車があるんです。

毎日私が乗ってる自転車が。

 

でもそれが私のではないと思った理由。
その自転車にはカギがささっていたんです。

 

もう意味わからないですよね。
文章で説明するって事の難しさを実感中。

 

 

 

カギは閉め忘れた訳ではありません。
立ち尽くす私の右手には。

ちゃんと外して持って行ったカギが握られているんですから。

スペアのカギは自宅に置いてあります。
なので、自分の自転車にカギがささっているなんて、どう考えてもありえません。



やだなぁ~、見た目そっくりな自転車の人がいて、この人カギ忘れて行ってるよ。
…とも思いましたが。

ハンドルには沢山の自転車の中で目印になるようにと貼られた。
某有名リボン猫さんのキャラクターシールが。

うん。これを貼ったのは私だわ。

近くを見回してもここまで一致した自転車はこれひとつ。

 

でもカギはささっていて。
試しにそれを抜き、私が持っているカギをさしてみても…回らない。

自分が外して持っているカギが使えないとはどういう事か。

 

そう。
つまりは、自分の自転車に、いつの間にか新しいカギが取り付けられていたんです。

 

 

もう訳がわからずパニックです。


だってほんの5時間ほどの間の話。
自分の自転車のカギだけがごっそり変えられているんですよ。盗まれもせず。

しかもささっているカギは、ご丁寧にスペアキーも一緒にくっついてて。
どうぞこちらもお使い下さい状態。

 

丁度人が少ない時間だったのでアレですが…
立ち尽くしたりウロウロしたり、回らないカギをガチャガチャしたり。
もの凄い不審者だったでしょうね…私。

 

混乱の中まず思いついたのがこれ。


当時実家住まいだった私。
この自転車もまだ買ってそこまで年月が経っていなかったので…
きっと書類が残っているはずだ!と、親に電話して防犯登録番号の確認。


案の定、目当ての書類がちゃんと保管してあり、確認したところ。


間違いなく自転車に貼ってあるシールと、番号が一致している…。

つまり目の前にあるこれは紛れもなく、私の自転車。

え…なんで?
いったい何が起きた?
誰かにやられたにしろ目的が全くわからない。


だってカギだけ取り替えるって。なんのサービス。

 


何をどう説明したらよいか迷いながらも、ひとまず駐輪場の受付のおじさんのもとへ。
経緯を説明しましたが、やはり「何言ってんだこいつ」的な目で見られ。
さらに「色んな人が出入りするから、正直誰が何をやっているかまではわからない」
…と言われてしまいました。


今思えば防犯カメラとかあったのかもしれませんが。
ボロかったしそんなもの無いだろうと、当時は勝手に思い込んでいました。


途方にくれつつも、自転車を回収していかないと帰れないので。
そのカギがついたままの自転車に乗り駐輪場を出ました。


そして、近くに警察署があった事を思い出してそのまま駆け込みで相談。
きっと意味の分からない事を話す変な女だっただろうに…
受付の警察官さんは親身に話を聞いてくれました。


ここでも念のため、防犯登録の確認。
やはりどうみても番号は私の自転車。

カギも確認。
やはり元々私が持っていたカギでは回らず、完全に変えられている。

何人かの警官が来てくれて、カギの付いてた場所とかをくまなく見るも…
何か変なもの(盗聴器とか)が付けられている可能性はなし。


もともとのカギを取り外して付けた変えたにしては。
周りに傷もなく無理やりやった感じがしない。もとから付いてたみたいに綺麗だね。

…と、皆さん首をかしげながらも色々見てくださいました。

とりあえず、自転車で帰りたいという話をしたら、
「気持ち悪いだろうから、すぐ近くの自転車屋さんでもう一度カギを付け替えたほうがいいもしれないね。もしくはもう自転車ごと買い替えるか…」
と助言をもらいまして。


ひとまずカギを付け替えるという選択をして。
警察の方も近くの自転車屋さんまで、同行してくれました。


自転車屋さんでも一通り説明をしましたが、やはり綺麗に付け替えてるねとの事。
他にも自転車に異変がないか見てもらいまいしたが…
やはり変わっているのはカギだけ。

悪戯にしては意味が分からないと、自転車屋さんも首をかしげていました。

万が一何か身辺で変な事があったら連絡くださいと警察の方に言われ、その日は帰宅。
その後特に身の回りで何か起こる事はありませんでしたが…
自転車はすぐに買い換えました。


そして、例の駐輪場もそれから2年ほど使い続けましたが。
(近くに他の駐輪場がなかったため)
同じ事は二度と起きませんでした。




今でも何が何だったのか、よくわからないままのカギ取り替えられ事件。

書いている今でも、実は変な夢でも見たんじゃないか…
と疑ってしまうほどの奇妙な出来事でした。

※実家に帰ると未だに皆でする話なので、ちゃんと現実。

 

結局やった人の目的もわからず。

自転車職人でも目指して修行中の人が、善意でやってくれたんじゃね。
とか今では笑い話になっていますが…
当時は物好きなストーカーとかの線も考え、震えあがったものです。


リアル世にも奇〇な物語。二度目はちょっとご遠慮したいですね。

そんなよめこの不思議体験談でした。

 

 

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